洋菓子舗 茂右衛門 (もえもん)の紹介です。
「ノリズコーヒー(NORIZ COFFEE)」の次は「茂右衛門」へ。
目次 茂右衛門(もえもん) ・ショーケース ・葡萄と白ワイン ・ミロワール・フレーズ ・栗のタルト ・タルト・アンジャン |
洋菓子舗 茂右衛門
「茂右衛門」は,2019年5月6日に立川市へ移転オープンしてます。
東大和市だと思っていたら,立川市でした。最寄り駅が東大和市駅のようですが,1.5kmくらいあるのかな。
この記事は国分寺の時のもので,これ以降は訪問しておらず,移転後は未訪問です。更に行き難い場所になってしまいましたね。
ショーケース
生菓子は税込みで650円くらい。
タルトは500円~600円でした。余計な飾りはなくシンプル。
葡萄と白ワイン 630円(税込)
生地がフランスっぽいというよりは悪い意味でぼそぼそざらざらとして,白ワインのクリームとも合わなかったです。
想像と違って,何か重く感じる品でしたね。
ミロワール・フレーズ 650円(税込)
明るさのある軸があり,他店とは違って流石だなと感じるものがあります。
ただ,底の生地がもっとしっかり食感や存在感があると更に良かったですね。
栗のタルト 600円(税込)
ここのタルト生地は,ちょっといまいちなところがある。
ブリゼはスカスカとし過ぎなのか,良い味わいが感じられなかったですし,キャラメルに明るさや香りのふくらみなど感じられるかと思ってましたけど,全体的に重苦しい印象でした。
タルト・アンジャン 520円(税込)
インドのお菓子をモチーフにしたものだそうですが,個人的にはインドっぽさは感じられなかったかな。
中はザラザラと歯ざわりなどあり,シナモンが香る。ちょっとよく分からない品でした。カルダモンなどもっと大胆に使っても良かったかもですね。
あと,やっぱりタルト生地がそんなに美味しくないなぁ。まあ,日本だと美味しいと思えるところがほとんどないんですけどね。
これに実際使っているか分からないですけど,パートシュクレにベーキングパウダーを入れない方が良いような気がしてます。もちろん小麦粉は重要。
2回連続でちょっと印象があまり良くなかったです。
「茂右衛門」のお菓子なので期待し過ぎてしまうところはあると思いますけどね。
移転してから電車などで行くには面倒な場所っぽいですし,行くなら車のときですかね。
お店の前の道が狭かったり一方通行だったりするみたいですし,ここだけのために立川市まで行かないといけないというのがありますが,久しぶりに行きたいなぁ。
店舗情報は移転先を載せておきます。
茂右衛門 ☆9
東京都立川市幸町4-36-2 042-849-7098
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日,水曜日
駐車場 有
テイクアウトのみ
facebook
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ご無沙汰しております。
セバスチャン・ユベールの項では色々と書き立ててしまって、お邪魔してしまいました。
その後、お問い合わせ欄からもご連絡さしあげたのですが、ご返答なかったので、迷惑だったのかなあと、コメント控えたのと、そのうち私も色々と多忙になってしまい、しばらくこちらのHPも拝見しておりませんでした。
ただ、その後、私の足で行ける範疇ということで、茂右ヱ門さんだけは訪問してみたいなという欲求に駆られ、訪問実現しましたので、こちらからご感想、失礼いたします。
コジータさんの掲載されているケーキからはラインナップは変わっており、値段も20円位UPしてました。
ケークは主に650円、タルト系は550円、あとはパウンド一切れ300円のほか、焼き菓子のクッキーが数によってですが、500円~550円といった感じでしょうか。
ケークでは「あんことくろみつ」という、小豆じたてのケークが昔からの主流のケークだそうで、小豆の粒の上品さと、ラムの香りがマッチしているケークでした。
まさにパリのストレーのババを思わせる一品が「ポロネーズ」、見た目、粉砂糖でコーティングされているので、分からないのですが、中身がサバランで、洋酒の浸し具合が最高でした。これは持ち帰りも大変でしたが、作るのが大変だと。。。
「バナナのムースリーヌ」は、普通のバナナムースにみえるのですが、パッションフルーツの香りもあって、不思議な組汗背の味わい、「フォレノワール」はチョコ好きの私としては、かなり期待度高かったのですが、期待を裏切らない濃厚さ、そしてチェリーとの相性もよかったです。ただこのチョコがヴァローナなのかペックなのかどうかは私には分かりませんでした。「洋梨が入りケーキ」こちらも洋ナシとムースのバランスが良かったです。
ただ、一番気に入ったのは、「チェリーのタルト」でしたかね。
パイ生地が美味しく、良い小麦を使っていると分かりました。粉物好きなので、粉を主体としたタルトが美味しいと感じられるこちらのお店の粉物は本物なのでしょう。
「キャヌレボルドー」のカヌレのもちもちとした触感も美味しかったです。
パウンドは「珈琲とウイスキー」と「檸檬のパウンドケーキ」しか購入しませんでしたが、洋酒で溶けてしまいそうな触感、なかなか他に見ないパウンドですね。これを切り売りする際の手間も相当だと思います。
粉物クッキーも美味しかったのですが、そんなに大きくないクッキー4個入りで500円~550円してしまう価格設定は、なかなか厳しいものがあるかもしれません。ただ作りは非常に丁寧です。個人的には「チーズとナッツのサブレ」がお酒に合いそうな塩加減と触感で気に入りました。
次回またリベンジしたいと思いますが、現状金土日しかやっていないのですね。場所もさることながら、なかなかハードルの高いお店だなと。。猫ちゃんの絵柄の布ものもいくつか置いてあって、コラボして売っているようでした。
良いお店のご紹介ありがとうございました。
アンリジローさんへ
お問い合わせから連絡してくださったのですね。確認してみましたが届いていませんねぇ,すみません。
茂右衛門行かれましたか。全然行けてないので現在はどんな感じか全くわかりませんが,ラインナップは結構変わると思いますよ。
最初分からなかったのですが「ケーク」は生菓子の意味で書かれているのですね。
「あんことくろみつ」は茂右衛門の定番の品ですね。茂右衛門の「ポロネーズ」はたぶん食べたことがないと思いますが,ここのはとても美味しそうですね。
ショコラはヴァローナは使わないはずで,おそらく今もペック社のものだと思いますよ。
最近分かりませんが,一部の品でフランスの粉に変えていましたのでタルトなどはその美味しさが感じられたのかもしれませんね。
今は金土日しかやっていないのですか。そうですね,僕も行きたいんですけど移転後は行けてないですからね。
お問い合わせ欄から差し上げた内容は、試食をお願いしたいチョコレートがありましてという内容でした。
こちらは海外物なので、直接購入はかなり難しい品です。ただ、5月に購入して、涼しくなるまでとっておいた数枚のうちの1枚を昨晩、食してみたところ、大分へたりが出てきているので、ちょっとこれは厳しい感がしました。自用としては、理解して食しているため問題はないのですが。。。
東京でも、私がチェックしていた洋菓子店はことごとく閉店しております。
調布のスリジェ、シャトン、コジータさんは存じ上げないお店だとは思いますが、本当にいい仕事をしていたお店です。
ペックのチョコレートやフランス製の粉を使ってまでのこだわりがあったか分かりませんが、このお値段で、このクオリティといったお店、暫く訪問しておりませんで、ふとチェックしてみたら、コロナもあってか「閉店」の文字が。。。そういうお店、ケーキ屋さんだけではありませんが、本当に多いです。
茂右衛門さんの移転はコロナがきっかけということではないようですが、移転されて、自宅共用とされたのも、コスト削減を図ってのことではないかと考えられますし、なかなか、あのケーキだけで、生計立てていくのは厳しいかろうかと推察されます。こちらのお店も、残ってくれることを祈っております。
自分がチェックしていていいと思ったお店が無くなってしまっている要因として、最初は私の目利きが良くないのかしらと憂慮していたのですが、そのようなお店、考えてみるに、お店側の提供品に対する追及度が高すぎて、お店としては採算度外視となってしまった結果としてそうなってしまっているのだと考えるようになりました。
セバスチャンユベールもそうならないように、ちょっと支えてあげなければ。。。
そうそう、たまたま好きで通っている、ダンディゾンというパン屋さんがあるのですが、そこのパンオショコラがペック社のチョコレートを使っていると判明して、思わず購入してみたのですが、チョコの差がすみません、私にはよくわかりませんでした。ただそちらのパンの粉、フランス製の粉ではないのですが、結構こだわりありまして、パンはとても美味しいと思いますし、こちらで作っているサブレもありますが、このサブレも小麦とバターの感触いけてます。
コジータさんが、クッキー等の味の差は粉にあるのではというヒントを元に、友人にポワラーヌ産の粉でポワラーヌクッキーの作成を依頼したところ、見事に瓜二つのピュニションが出来上がりました。バターは国産と聞いておりますが、それまでのクッキーは若干本場のポワラーヌと比較すると味の差があったので、粉って重要なんだって実感しました。リスドールで作ってもらったこともあるのですがそれでもちょっと味の差がありましたので、ポワラーヌはポワラーヌに売っている粉ではないと瓜二つはできないのだなあと、逆に粉があれば、日本でも再現できるのにって思っております。
アンリジローさんへ
スリジェやシャトンですが,何年も前に閉店していますので新型コロナは関係ないですね。
また,ケーキ屋やパン屋は寧ろ売り上げ上がってるお店が多い印象ですし,それ以外の小規模の飲食店は協力金などで逆にコロナバブルですね。
茂右衛門ですが,使っている材料のコストからしたらもっと値段を上げたいでしょうね。真面目なものを作っているお店はあまり利益がないでしょうね。
セバスチャンユベールはあの場所も高そうですしね。もしオーナーがあのビルの所有者なら大丈夫でしょうけど。
ダンディゾンはデュヌラルテ系列のお店ですね。ペック社のチョコレートを使っているとは珍しいですね。
焼き菓子やパンなどは小麦粉が主体なので普通に考えて小麦粉で味が大きく変わりますね。僕は以前から何度か書いていますが,フランスのバターとフランスの小麦粉を両方使えるのならもちろん両方使った方が美味しくなりますが,もしどちらかしか使えないとしたら小麦粉を選びます。フランス菓子を作ろうとする場合,フランスの小麦粉が使えないのなら作る気になりませんね。
リスドォルはダメでしょうね。また,日清にもフランス小麦のものはありますがダメな印象です。
Dans Dix ans はデュヌ・ラルテしかり、丸ビルにあるPOINT ET LIGNE等浅野正巳氏がプロデュースされた
パン屋さんでデュヌ・ラルテのは食したことありませんが、POINT ET LIGNEのパンは非常に似てます。ただ個人的にはDans Dix ansの方が、場代ということも加味されているとは思いますが、若干お手頃でレパートリーも好みです。
POINT ET LIGNEについても好みが分かれるパン屋さんだとは思いますので、こちらに疑問符のある方はDans Dix ansも
ノーサンキューだと思います。Dans Dix ansはサブレやモザイックというドライフルーツやナッツの入った発酵菓子
も結構お勧めだったりします。
私の好みだったケーキ屋さんは、おっしゃる通り全てコロナ以前には姿を消しているところです。
スリジェはこちらで修業した方が、千葉の松戸の方で同じ屋号でケーキ屋さんを開いているようで、そのお店はまだ残っているようです。松戸に暖簾分けしたお店もあると、閉店前に耳にしたことを思い出しましたが、そこは行ったことはありません。どちらかといえば、シャトンや、仙川のラ・ブランシェールの方が好みだったので。
ラ・ブランシェールというケーキ屋さん、こちらそんなには特筆するということもないのかもしれませんが、コスパ的に、悪くないお店だったのですが、こちらも多角経営しすぎたのか、コロナとは関係なく閉店してしまいました。
コロナでは零細飲食店等は逆にコロナの給付金太りで、それであれば茂右衛門も週末のみの営業の方がかえって良いのかもしれません。ただ茂右衛門はケーキは兼業でやっているのでは?コロナ前には既に自宅兼店舗としての出店計画されていたという感じの回答受けました。
セバスチャンユベールは何となくですがビルのオーナーさんという印象です。オーナーさんではないにしても、趣味でできる範疇でなければ、あの場所でフランス菓子輸入販売で利益出すのは不可能だと思います。
コジータさんのブロク、つらつら拝見していて、嬉しかったのが、ニースのCanet、こちらの店舗まだ残っていたのですね!かれこれ20年近く前に訪問して、そのお店のチョコレートに感動して、2日続けて通った店舗でした。ニースはその後、ずっと行けてないので、残っていれば、いつかは再訪したいとずっと思っていた店舗でして、そんな昔のお店だったため、もう潰れたかと思ってました。ちょっと嬉しかったですが、ニースどころか、国内移動も何時になったらどうどう自由にできるのか、本当に先が見えませんね。。。
アンリジローさんへ
ダンディゾンのおすすめの品情報などありがとうございます。
茂右衛門は2019年5月に現在の場所に移転オープンしてますよ。
セバスチャンユベールはとても貴重なので長く続けてもらいたいですね。僕は名古屋なのでなかなか行くことができないですが,東京に住んでいたら結構利用すると思います。オンラインショップだと品がかなり限られますしね。
ニースのCanet良かったですよ。クロワッサンも美味しかったですね。
ニースやその周辺の旅最高でした。またいつか行きたいです。