グラシエ･イクス(Glacier X)の紹介です。
グラシエ･イクス
2018年12月13日にオープンした「グラシエ X」へ早速行ってみました。
2016年まで名古屋マリオットアソシアホテルでシェフパティシエを務めていた松島義典氏のお店です。
松島義典氏といえば,クープ･デュ･モンド･ドゥ･ラ･パティスリー(La Coupe du Monde de la Pâtisserie)というヴァローナの大会の氷彫刻部門で1位になったことで有名ですね。
「クラブハリエ」や「アンリ･シャルパンティエ」のテクニカルアドバイザーやその他色々やっていたみたいですけど,現在はどういう状況なんでしょうか。
「Glacier X Yoshinori Matsushima」と名前が入ってますが,ショコラトリータカスみたいな表向きはオーナーだけど出資者がいるパターンだったりして。
実際はどうなのか知りませんけど,何というか,ここの菓子を見ても食べても今更こんなお菓子を本当にやりたかったのかな？と感じずにはいられなかったので。
まあ,マリオットの菓子も美味しくなかったですけどね。
展示してある氷彫刻と道具。
グラシエ(Glacier)ということなので,アイスクリームがメインだとは思います。
この日はまだイートインはできなかったですが,そのうちアントルメグラッセなどデセールが食べれるようになると思います。
そのデセールなどに使うというアイスの試食をもらいましたが,これが全然美味しくなかった。
チョコはスモーキーで苦いだけのグラサージュとかココアパウダーみたいな味ですし,イチゴもだらしない味,ピスタチオはつかみどころのない重いけどスカスカな感じ。
試食して購入する気がなくなってしまったけど,かわいらしい「Qちゃんミルク」を購入(笑)
カップのアイスはフルーツ系もソルベは無く,ミルクベースにフルーツのソースがかかっているタイプでした。
プチガトーとスリムパウンドのショーケース。
600円前後のものが並びますが,サイズは結構大きいです。大きくても美味しくないと意味ないですけどね。
パウンドは1600円～1700円くらいですね。
なんというか,田舎のどこにでもあるケーキ屋さんという感じです。
別に期待は全くしてませんでしたが,いざ目の当たりにすると予想以上に残念な光景が広がっていました。
どうして今これなんだろう？
こちらは焼き菓子ですね。
結構高めですけど,箱が高いのもあるんでしょうね。
Qちゃんミルク 486円(税込)
アイスの試食でガッカリでしたが,ただ「かわいい」という理由だけで購入した Qちゃんミルク。ところで,Qちゃんとは何でしょう？
ミルクアイスにフランボワーズのソース。
ふわっとした食感のミルクアイスで,全然ミルクの良い味や余韻がないものでした。
オペラ 594円(税込)
グラサージュびろ～んです。
懐かしいなこういうの。10年以上前の食べ歩き初期の頃によく出会ったような。 最近はそういうお店には行かないですしね。
スモーキーな味のグラサージュで,試食したチョコアイスもこんなような味です。
何か口の中がヌルつきます。生地も美味しくないですし,コーヒーが広がってくる感じもないです。
しっとりしたココア味のパンみたいな印象。
タルト ポワール 540円(税込)
香りからして,やや鉄っぽさと不快な焼き目のニオイ。
食パンのミミを焦がしたような味のタルト生地と味わいのない餡子のようなクレームダマンド。
甘ったるく重く不快な香りと味です。
「オペラ」も「タルトポワール」も,少ししか食べれない味のクオリティでした。
オープンしたばかりでやりたいことは出来てないとは思いますが,今回のアイスの試食と購入したお菓子の感じから,期待は全くできない印象でした。
まあ,氷彫刻って美味しいものじゃないですからね。
当たり前ですけど,氷彫刻や飴細工が上手なのと,美味しいお菓子を作れるかは全く別ですし。
過去にタイムスリップしたような気持ちになりました。
グラシエイクス(Glacier X) ☆3
愛知県名古屋市中区丸の内3-10-8 052-211-7355
営業時間 11:00～19:00
定休日 不定休
駐車場 無
イートイン 有
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