沖縄県那覇市にある「Pâtisserie L’envol(ランヴォール)」の紹介です。
「サンスタッシュコーヒー」から再び那覇市へ戻ってきてパティスリーへ。フレジエピスターシュとタルトフレーズを食べました。
【目次】 |
ランヴォール 沖縄県那覇市真地
「ムダにこだわり過ぎるパティシエの店」を謳うパティスリーランヴォール。
2014年12月2日オープンのお店で当初から存在は知っており,沖縄では一番フランスっぽいものを作ろうという意気込みがあるお店かなと思っていました。
シェフは世田谷の「パリの空の下」の影響を受けている感じだったと思います。行ったことがあるのかは分かりませんが。
とはいえ,個人的にはそれほど期待はしていなくて,沖縄へ来てまでわざわざパティスリーへ行くかどうか迷ったのですが,夕食まで時間があったので行ってみることにしました。
駐車場は店舗前にありますが,結構狭いです。店舗写真は,かっちょいいレンタカーのスペーシアギアと共に(笑)
ショーケース
ショーケースは昭和の洋菓子屋のような雰囲気がありますが,フレジエピスターシュなど並んでいます。
プチガトーは税込み350円~450円でしたが,最近の写真を見ると値上げではなく逆に350円に統一されているように見えます。カットを小さくしたりしているのかな?
ケーキの包装について
そうそう!買ったのは焼き菓子だから紙の袋だよね!OK!
って,違うわ~!フレジエ買ったし!ジュレがけしてある苺のタルトも買ったし!
ちょ,ちょ,ちょっと待ておにさん!久しぶりにラッスンゴレライやん!おねえさんだったけど。
紙袋にそのまま入ってました(笑)
底にも何もありません。焼きっぱなしのお菓子ならまあ良いですけど,これはさすがにやめた方がいいんじゃないかな。持ち運ぶの大変でした。
もしかしてフランスっぽいスタイルにするつもりが,フランスを勘違いしてるのかな?
ちなみにフランスは普通に箱のお店も多いですが,下の写真のように蓋のない箱に紙で包むお店もあります。地方とか古くからやっているお店とかブーランジュリーとかが多いのかな?
ちゃんとサイドも底も厚めの紙があるわけなのでこの包み方なら問題ないのです。
フレジエピスターシュ 450円(税込)
値段が安いというのもありますが,かなり小さめ。
見た目はエルメ系のフレジエなんですが,大きさをごまかすためなのか何か意味があってなのかムラングがかなり分厚いです。ただ,ここにありがちな生臭みがないのは良かったです。
【記事】「ピエールエルメ」パリ15区ヴォージラール店 2017年5月
セバロメっぽいアロマティックな香りがあり,ローストピスターシュの味はなかった気がします。
生地がちょっと洋菓子っぽさを感じてしまいましたが,想像していたより良かったです。
タルトフレーズ 400円(税込)
タルトが湿気り気味ですし,クレームダマンドはあまり味わいなく日本でよくある白餡みたいなもの。
ジュレは味がないですし,苺の味や香りを補っているとは言えないものでした。
まとめ
フレジエピスターシュはちゃんと美味しかったです。こういう味は沖縄では多分ここくらいじゃないですかね?
沖縄でフランス菓子っぽいものを食べるならここくらいしかないかなと思いますし,少し甘いかもしれませんがこの評価としておきます。材料費もどんどん上がって大変だと思いますが頑張ってもらいたいですね。
ちょっと「パティスリークマ」を思い出すお店でしたが,フレジエはランヴォールの方が美味しかったです。タルトは似たようなもんですね。
【記事】「パティスリークマ」生菓子とパンとマカロン和歌山 2019年2月
ところで,一部商品に「ソイレブール」を使っているらしいのですが,これは大豆由来の植物油脂でバターの代用品。個人的にはこういうものは不自然な油脂加工品だと思っていますし,何よりバターを使うより美味しくなるわけがないので,こだわりがあるなら使わないでほしいなと僕は思います。
店舗情報
パティスリーランヴォール ☆6
沖縄県那覇市真地205 フェリーチェみのり101 098-996-4162
営業時間 10:00~19:00(日曜18:00まで)
定休日 不定休
駐車場 有
イートイン 無
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