ル･ブーランジェ･ドゥ･ラ･トゥール (Le Boulanger de la Tour)の紹介です。
ル･ブーランジェ･ドゥ･ラ･トゥール
「ア･ラクロワ (A.Lacroix)」の次にノートルダム大聖堂を見学し,セーヌ川沿いを歩いて「ル･ブーランジェ･ドゥ･ラ･トゥール(Le Boulanger de la Tour)」へ。
2016年にオープンしたお店で,道を挟んだ隣にあるミシュラン1つ星レストランの「ラ･トゥール･ダルジャン(La Tour d’argent)」が経営するパン屋です。
すぐ隣りには「ラ･ロティスリー･ダルジャン(La Rôtisserie d’Argent)」があります。
シェフは「シリルシニャック(La Pâtisserie Cyril Lignac)」や「ル･ブーランジェ･デ･ザンヴァリッド(Le Boulanger des Invalides)」などにいた方みたいです。
パンじゃなくてこちらを目的にきました。
エクレールが3.9€,その他は4.9€～5.9€という感じでした。
パンのショーケースです。
お店の目の前は セーヌ川。ここで食べることに。
Tartelette aux Fraises 5.9€
タルト生地が味わい深く美味しい。この食感や香りね。
ジュレはフランボワーズとイチゴが合わせてあるのかな。甘ったるくないし,明るく爽やかで美味しいですね。
フランスの水準からすると特別驚きはないですけど,日本だとこのレベルはまず無いです。
Éclair au Café 3.9€
「KL patisserie」と方向性が同じで,コーヒーの主張がとても強い。
シュクルクリスタルのような粗い砂糖の食感のアクセントも同じ。「エクレールキャフェ」にはまりそう。
Madeleine 0.9€
口溶けのよいマドレーヌ。
わりと軽い食感ですが,日本によくあるものとは違います。
好きなタイプとはちょっと違いますけど,さすがに美味しいレベル。
Briochette aux pralines roses 2.5€
バターの余韻が良いなぁ。美味しい生地だ。
「プラリュ(Pralus)」の「Praluline」とはちょっと違って,こちらは歯切れの良いブリオッシュで,ブリオッシュと聞いて思い浮かべるものに近いタイプのものだと思います。
プラリーヌは細かめな印象でしたが,外側に付いてない分,存在感がやや薄いのかも。
これだけたくさんのお店がパリにあり,旅行の限られた時間の中でこのお店に再訪するほどの魅力があるか,となるとちょっと厳しいかもしれませんが,食べたものはどれもきっちり美味しかったですし,またこの辺りに来るなどしたら寄ってみます。
2016年にオープンでわりと新しいお店なんですが,もっと古くから営業されてそうな雰囲気のあるお店ですね。
Le Boulanger de la Tour (ル･ブーランジェ･ドゥ･ラ･トゥール) ☆7
2 Rue du Cardinal Lemoine, 75005 Paris, France +33 1 43 54 62 53
営業時間 7:00～20:00 土日祝8:00～20:00
定休日 無
テイクアウトのみ
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