パティスリー・ヴィエノワーズ (Pâtisserie Viennoise)

投稿者: | 2018年12月8日

パティスリー・ヴィエノワーズ (Pâtisserie Viennoise)の紹介です。

パティスリー・ヴィエノワーズ

ル・ブーランジェ・ドゥ・ラ・トゥール(Le Boulanger de la Tour)」の次はオデオン(Odéon)方面へ向かい,「パティスリーヴィエノワーズ」へ。

オーストリア菓子(ウィーン)のお店で,1928年から続く老舗のようです。

エコール・ドゥ・メドゥシンヌ通り(Rue de l’École de Médecine)にあるのですが,この道が結構狭いのに人通りも多いし車も通るので気をつけたほうが良いです。特にお店の前が狭いです。

パティスリー・ヴィエノワーズ 店

なかなか雰囲気がありますね。

あと,意外にもこのお店はお客さんが多いですね。売り場が狭いですが,サロンドテもあって想像以上に席数があるようでした。

パティスリー・ヴィエノワーズ ショーケース 外からの写真

冷蔵の菓子です。これらは購入せず。

パティスリーヴィエノワーズ ショーケース 外からの写真2

色々興味深いですが,明らかにタルトの生地が湿気っていたりするのが見て分かるなど,不安が大きかったので少しだけ購入。

パティスリー・ヴィエノワーズ ショーケース 店内から

 

Strudel aux Pommes 3.5€

見るからに生地が死んでましたが,「シュトルーデル・オ・ポム」を購入してみました。

やはり生地はご覧の通りですが,中身のリンゴとレーズンが旨い!全く甘ったるくないですし,甘さがすっきりとしていてすごく爽やか。シナモンが効果的に香り嫌な重さもなく,フルーツの芳醇さのある香りが良い。

それなりに甘いことを覚悟していましたが,びっくりしました。良い状態で食べたいなぁ。

パティスリー・ヴィエノワーズ Strudel aux Pommes

 

Week-end au Citron 3.2€

こちらも甘さ控えめですね。そして,シトロンの皮の味わい香りの主張がすごい。今まで食べた中で一番香るかも。
食感はややごってりとした印象はありますが,ほんと噛んで美味しいですね。
素朴にとても旨いなぁ。

パティスリーヴィエノワーズ Week-end au Citron

見た目からして鮮度が心配でしたし,実際にシュトルーデルの生地は見た目通り残念ではありましたが,「それでも良いじゃないか」と思ってしまう味わいがありました。

ちょっと評価しづらいので,とりあえず「評価せず」としておきます。

あと,このお店はパリの平均よりは甘いだろうなと想像してましたが,食べたものに関しては全然そんなことはありませんでした。

やはりフランスでは「甘ったるいな」と思うものにあまり出会わないですね。 これは何故か一般的に言われる意見と逆なんですけど,何でフランスの菓子は激甘と言われるのか不思議でしょうがないです。そういう人たちは一体何を食べてるんだろう?

いや,確かに日本は「香りも味わいもなく甘さも控えめ」の洋菓子屋さんはありますが,そういう洋菓子屋さんに行く人が言っているのかな?日本でパティスリーとかフランス菓子を謳うお店は「香りも味わいもなく甘ったるく重い」というお店ばかりなんですけどね。

まあ,日本は和菓子の文化ですからどうしてもそうなってしまうのかもしれませんけどね。2次元的で甘さが主体,それ以外の軸が弱いですし。
それにしても,フランスの菓子が激甘っていう意見は分からないですね(笑)日本の食は砂糖まみれなのにね。

 

Pâtisserie Viennoise (ヴィエノワーズ) ☆評価せず
8 Rue de l’École de Médecine, 75006 Paris, France  +33 1 43 26 60 48
営業時間 8:00~19:30
定休日 土曜日,日曜日
イートイン 有



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