スーリィラセーヌ (Souris,la Seine)の紹介です。
前回と同じく「パイシーパイス(Spicy Spice)」の次は「スーリィ・ラ・セーヌ(Souris,La Seine)」へ。
【目次】 |
スーリィラセーヌ
岡山市で30年近くになるフランス菓子店「スーリィ・ラ・セーヌ」。
岡山で菓子屋をまわるなら「レジャンシック(Les gens chic)」とここで決まりです。
ショーケース
「イルプルーシュルラセーヌ(Il pleut sur la Seine)」のお菓子(弓田亨氏とドゥニ・リュッフェル氏のお菓子)がいっぱいに並びます。
この地でこのラインナップは本当に驚かされます。
ヴィエノワズリー
トゥレトゥール
ヴィエノワズリーやトゥレトゥール,ショコラやコンフィズリーなど,フランスのパティスリーを思わせるラインナップ。
「イルプル」の縮小前よりも豊富なんじゃないかな?
店内
24席あるカフェ。もちろんこちらで食べました。
フレジエ 648円(税込)
上部がムラングなんですが,ここがやや生臭いですし無い方が良いですね。
ムースリーヌは香りあり重ったるくなくて美味しく,このムラングを除けば「レジャンシック」より好きでした。
シブースト・ピスターシュ 681円(税込)
ローストされたピスターシュの味ですが,それほど重くは感じません。ほんのり華やかさがあるようにも思いますが,アマンドアメールを少しきかせて欲しくなりますね。
中のアブリコはしっかり味が補強されていました。
ロワイヤル 605円(税込)
ほんのりアマンドアメール香るババロワ。
フルーツはお酒などでしっかり補強されています。それでも,フルーツ自体のポテンシャルが高くないのでどうしても無理な部分はあります。
生地はふんわりですが,アーモンドの歯触りを感じるもので味わいがあります。ムラングはやはり臭いますが,意外と気にならない人は多いのかな?
この時はムラングが気になりましたが,とても魅力的なラインナップで味も良いと思います。ただ,やや物足りなさを感じますし「レジャンシック」の方が生地の美味しさや,明るく生き生きとした印象があります。
昔のイルプルが使ってた材料やレシピからアップデートしてないとかあるのでしょうかね。どちらにしても,東京にもほとんどないレベルの,良いお店だと思いますけどね。
また岡山へ行くことがあれば訪問します。
ところで,日本でイルプル系のお店以外で美味しいフランス菓子を作っているお店ってどこかないんですかね?イルプルじゃない美味しいフランス菓子も食べたいです。パッと思いつくのは「パリの空の下」ですね。材料はイルプルのものも使っていると思いますが。あと,「imairo.」くらいですね。
スーリィ・ラ・セーヌ ☆8
岡山県岡山市北区内山下1-2-15 安原ビル1F 086-224-3876
営業時間 11:00~19:30
定休日 火曜日
駐車場 無
イートイン 有
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