イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 代官山 その13

投稿者: | 2019年1月13日

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ (Il pleut sur la Seine) の 紹介です。

ファインタイム コーヒー ロースターズ (Finetime Coffee Roasters) の 次は 代官山 の パティスリー へ。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ

代官山 の パティスリー といえばここ, イル プルー シュル ラ セーヌ

この日は悪くなかったですが, このところちょっと残念に感じることが多い気がしますし, イルプル が 好きだった方などからも そういう意見を耳にしますね。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ ショーケース

レクレアスィオン 670円 (税込)

前回も食べましたが, やはり 生地の頼りなさ が 気になりますね。
フランス菓子 を 追及するなら 粉を変えて欲しいんですけど, おそらく イルプル は この先も変えることはないでしょうね。 弓田氏 が 現役ならねぇ。
ベベ で食べたものの方が美味しいです。 スパイスの突き抜け感も ベべ の方があります。
唯一 アブリコ の 部分は イルプル の方が力強く香りが主張して 美味しいかなと感じました。
とは言っても 美味しかったですよ。 前回よりも バランス は 良くなってました。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ レクレアスィオン

オレンジのショートケーキ 670円 (税込)

ショートケーキ としての 次元 が 洋菓子屋 とは違います。
香りがありますし, こういう ショートケーキ なら食べたくなりますね。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ オレンジのショートケーキ

ミルフイユ 648円 (税込)

このご時勢に ヴァニーユ たっぷりでした。
軽快で美味しかったです。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ ミルフイユ

エクレール キャフェ 513円 (税込)

イルプルー・シュル・ラ・セーヌ エクレール キャフェ

追加で エクレール キャフェ を。
酸味がありますが, サワークリーム とかかな?
コーヒーの 香り が 弱いですね。 この 酸味 と コーヒーの香り が いっぱいに広がってくれると良いんだけどなぁ。
パリで食べたもの は コーヒー豆 の 粒子を感じるくらいの主張がありました。

イルプルー・シュル・ラ・セーヌ エクレール キャフェ 断面

特にパティシエの方に言いたいのですが, 僕も フランスの味わい に 気付かせてもらったお店ですし, 日本では数少ない フランスの味わいを感じられるお店 ではありますが, フランスの味わいを求めるならば ここで立ち止まってはいけません。
イルプル に 心酔する人たちは “イルプルが絶対でイルプルこそ正しいフランス菓子” と 思っていると思いますが, 確かに この日本ではそれが通用するかもしれませんし, 日本では通るべき道だと思います。 しかし, 実際に フランス で しっかり食べ歩くと これで満足していてはいけないと感じてきます。 というか, 満足できなくなってきます。
イルプルの影響を受け, イルプルのお菓子 を 作っているお店はたくさんありますが, そのほとんどのお店が “時が止まっている” “思考停止” と感じずにはいられません。
それは, フランス で 本物のフランス菓子 を 真剣に食べ歩けば分かってくることだと思います。 本物を知る, そして 本場のフランス菓子 への “敬意” が大事だと感じます。

しかし, イルプル (弓田氏) が ゼロ からここまで作り上げたというのは素晴らしい事だと感じます。
真似することや 作り上げられたレシピを見て作ることは難しくないですが, 何もないところから生み出すというのは 本当に難しいと思います。
弓田氏が存在しなかったら, 今でも日本でフランスの味わいを感じることが少しもできていないかもしれない というくらいです。

今でも, イルプルの影響を全く受けずに フランスの味わいに近いものを作れているお店は 日本には無いですしね。
ただ, この先 イルプルが良くなっていくのは考えにくいですね。 素晴らしい味覚とセンスと行動力を持った人が シェフ に 就任しない限り。
イルプルには踏ん張ってもらいたいですし, 影響を受けたお店もそこで止まらず次の段階へ行ってもらいたいです。 それには上に書いたように “本物を知る” などが必要だと思います。

イル プルー シュル ラ セーヌ 記事一覧はこちら

イル プルー シュル ラ セーヌ  ☆8
東京都渋谷区猿楽町17-16 代官山フォーラム2F   03-3476-5211
営業時間 10:30 ~ 19:30 (イートイン L.O. 19:00)
定休日 火曜日, 第2・第4水曜日 (祝日の場合は営業 翌日振替休日)
駐車場 無
イートイン 有
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イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 代官山 その13」への2件のフィードバック

  1. アバターhazy

    コジータさんのブログでフランス菓子とスペシャルティ・コーヒーに開眼した読者の一人です。いつも楽しく拝読しています。

    本場パリでフランス菓子を食べ歩くと、繊細なおいしさというより大らかな「うまさ」がある焼き菓子やタルト、フレジエやババなどのクラシックな生菓子のすばらしさには膝を打つばかりです。アーモンドやフルーツ、乳製品、小麦など素材の力強さと、それを存分に生かしたお菓子にはうなってしまいます。

    ただ、かつてのイスパハンのような、これぞフランス菓子の最先端だといえるような、新しい美味しさ、組み合わせの妙を感じさせるお菓子――特に生菓子に出会うことは、思いのほか少ないように思います。セドリック・グロレの高価なフルーツ・ケーキのために長蛇の列に並ぶ気も起きず。。。

    この点、毎年ドゥニ氏の新作を発表し、近年でもジャルズィーなどの傑作を出していたイルプルは、クリエイションという観点から見ると、日本にあるのが信じられないくらいの名店だったと思います。

    パリにも、かつてのドゥニ氏のように、美味しい生菓子の新作をガンガンと生み出すパティスリーがあるといいんですが。。コジータさんがまたパリに行かれて痛快なレビューをしてくださることを、楽しみにお待ちしています!

    返信
    1. コジータコジータ 投稿作成者

      hazyさんへ

      こんにちは!いつもありがとうございます。
      すみません, 返信遅れました。

      パリで食べ歩かれたのですね!
      まさに仰る通りですよね。こういう味を知ってしまうと日本では厳しいですね。
      また, 生菓子については僕もそんな印象がありますね。 グロレ氏のお菓子は食べてないので一度食べてみたいと思ってはいますが, そんなに行列となるとあきらめてしまいそうです。

      ドゥニ氏のフランス菓子講習会がなくなってしまったのは残念ですね。 教室の生徒と卒業生限定では去年もやられてましたが, 新作は発表してないようですね。

      ドゥニ氏のジャンミエには1度行くことができたのは良かったですが, 初フランス旅行時ということもあって不完全燃焼というか後悔がかなりあります。 フランスで素晴らしいパティスリー見つけたいですね。 今年も行こうと思っていますが, ストライキが大丈夫なのか心配です。

      返信

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