松浦軒本店 の紹介と岩村城下町散策の記事です。
岩村山荘の夕食まで時間があったので,岩村城下町の方へ散歩。
【目次】 |
岩村城下町散策へ
城下町の方へ行くには時間が遅いかなと思ったけど,夕食までやることないですし向かうことにしました。
岩村城 平重門
岩村山荘のすぐ近くにある平重門。明治14年に全焼,平成2年に復元されたとのこと。
岩村城 太鼓櫓
平重門のすぐ近くにある太鼓櫓。こちらも同時期に復元されたよう。
温故の井
岩村本通り
岩村城下町は平成10年4月17日に「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されたそう。
岩村醸造
日本酒「女城主」などを製造する岩村醸造。酒蔵見学もできるようですね。
昔使われていたトロッコのレールが残っているみたいです。
なまこ壁
松浦軒本店
和菓子屋が営業してたので入ってみました。
こちらは「松浦軒本店」ですが,岩村城下町には「松浦軒本舗」もあり,別のお店です。まあ,元々は同じだったんでしょうね。どちらも「カステーラ」が主力っぽいですが,若干原材料が違いますね。
ところで,岐阜県ってこういうパターンが多くないですかね?「川上屋と恵那川上屋」「すやと恵那寿や」「明方ハムと明宝ハム」など。その経緯は円満だったりそうでなかったりするんでしょうけど。
店内
11月下旬のこの時間はお客さんいませんね。
和菓子は滅多に食べないですが,せっかくの機会なので少し購入してみました。
ショーケース
おそらく,「カステーラ」が一番売れてる商品だと思いますが,いろんな和菓子があります。
この時は栗の時期だったので,栗系のお菓子が多かったですね。
カステーラは購入せず。翌日も訪れて,お土産を購入した時に試食はしましたけど,「かめや菓子舗」で食べたカステラより美味しかった印象です。
店内はお茶のサービスがあったような気がします。
購入したお菓子。食事の後,遅い時間に食べました。
栗きんとん 200円(税込)
恵那川上屋の栗きんとんより,香りがあって美味しく感じました。
どこの栗かは分かりませんが,材料は栗とグラニュー糖のみです。
御殿柿 330円(税込)
干し柿と栗きんとん。
干し柿との相乗効果があるとはいえませんが,邪魔はしてないですし,干し柿が美味しく感じました。
歌子の里 220円(税込)
ちょっとごってりした餡と栗。あまり小豆の味がしないかな。
ちょっと逸れますが,思ったことを書いてみます。
不味かったわけではないですが,フランスのお菓子と違って和菓子は平面的な味わいに感じますし,素材の味より甘さがくる印象でやはり和菓子は好きではないですね。これは日本でフランス菓子を謳っているほとんどのお店の菓子も同じようなことが言えますし,もちろん洋菓子は平面的です。
日本人は和菓子の精神が刷り込まれてるからフランスのお菓子の味を再現することができる人がほとんどいないのかなと思ったりもします。それは甘さばかり追求して香りや酸味など個性を否定する農作物の生産者などにも言えるのかもしれません。結果,味わいも香りも食感も平坦で平面的になる。和菓子の心,日本の心。
夕方喫茶の「おはぎ」はわりと好きでしたし,また食べてみたいですけどね。
ちなみに「松浦軒本舗」より,こちらの「松浦軒本店」の方がきちんとしたものを作っている印象です。
松浦軒本店 ☆評価せず
岐阜県恵那市岩村町本町3-246 0573-43-2541
営業時間 8:00~19:00
定休日 元旦
駐車場 有
テイクアウトのみ
ホームページ
facebook
instagram