アルノー・ラエール 広尾 パリのお店とは全くの別物

投稿者: | 2019年3月7日

アルノー・ラエール 広尾(Arnaud Larher)の紹介です。

イルプルーシュルラセーヌ(Il pleut sur la Seine)の次は広尾へ向かい,ちょっと確かめたかったお店へ。

アルノー・ラエール 広尾

2018年1月13日に東京広尾にオープンした「アルノー ラエール」(リンク先はパリの店舗記事)。
フランスの有名店が日本へ出店というのはよくありますが,そのクオリティといえばフランスとはかけ離れ,見せかけだけの残念なものばかり。
それはもう分かってはいますが,日本の店舗がどれくらい味に真面目に取り組んでいるか確認しておきたかったので行ってみました。「やっぱりね・・」と確認するのもそういう事実を積み上げることができますし,可能性は低いですが,もし美味しければ良いことですし。

アルノー・ラエール 広尾 店

税込みで650円~750円という価格帯です。
見た目からパリのお店のものとはちょっと違いますが,さて味はどうか。

アルノー・ラエール 広尾 ショーケース

ショコラ。こちらは空輸してるんだったかな?
どうせ「ヴァローナ」とかそのあたりのクオリティのものでしょうから,パリであっても買う気になれません。
試食があったので食べましたが,やっぱり美味しくないです。

アルノー・ラエール 広尾 ショコラ ショーケース

日本の店舗だと,袋入りのカットしたケークなどがあります。

アルノー・ラエール 広尾 焼き菓子棚

こちらはカットしてないケーク。
パリの倍の値段するなぁ。パリで作ったものを輸入しているならこの値段でもありだと思うけど。

アルノー・ラエール 広尾 ケーク

ポンパドール フレーズ 650円(税込)

アルノー・ラエール 広尾 ポンパドール フレーズ 650円 (税込)

このお菓子はパリで食べてますが,こんなんじゃないです・・。
日本のイチゴが美味しくないのはしょうがないとしても,まずイチゴにかかった艶出しのジュレみたいなものが甘ったるいだけ。パリのものは柑橘がきいていたと思います。
そして,ムースリーヌピスターシュはロースト味のみの「きな粉味」で洋菓子的。アマンドアメールなどは一切きいてません。
生地も頼りなく,団子になるような食感で味わいも良くない。こちらも,きな粉系の味で和菓子の印象。これでは香りや味わいがイチゴと全くつながりませんし,美味しくないです。
このお菓子,本当はとても美味しいものなんだけど,アルノーラエール氏はこれでOKしたわけ?何でこうなっちゃうの?
どこをとってもパリとは全く違います。びっくりするほどに。

アルノー・ラエール 広尾 ポンパドール フレーズ 断面

フレジエ 650円(税込)

前日に食べたよな」という印象のフレジエ。
見た目など含め多少「ルラシオン」のものとは違いはありますが,味の印象としては同じです。日本によくあるフレジエの味と香りです。
生地は頼りなく,白餡みたいな印象ですし,パリと違って激甘です。生地もムースリーヌも全然違います。
→パリで食べたポンパドールとフレジエの記事はこちら

アルノー・ラエール 広尾 フレジエ 650円 (税込)

パヴェ ド モンマルトル 600円(税込)

アルノーラエール パヴェ ド モンマルトル 600円 (税込)

さすがに偽物感強すぎて笑けてきます(笑)
どうして外側がカリカリなの?(笑)
パートダマンド(マジパン)で覆ってある菓子なのになぁ。
パリのものはパートダマンドの食感や味わいがしっかり残ってますし,それが良いんですけどね。これは,焼きが強すぎて,このお菓子の醍醐味というか美味しさを全て失っています。
日本の店舗でシェフをやっている人はこのお菓子を食べたことあるのだろうか?写真でも分かると思いますが,底が焦げているくらいの強い火入れですし,生地の食感もボソボソだし味わいも全く違うんですよ。アマンドアメールも全く香らないです。
なんかもう和菓子です。やはり日本人シェフだと知らず知らず和菓子へ寄っていってしまうのでしょうかね。
焼きが強いのも日本人らしい。ガレットデロワも広尾の店舗のものは焦げ焦げでしたよね。
ていうか,アルノーラエール氏はこれでOKしてるの?(笑)

アルノーラエール  パヴェ ド モンマルトル

ケーク フリュイ 280円(税込)

カットのケークも買ってみました。さすがにハズレの可能性の方が大きいのでホールでは買えません。

フランスのものとは全然違いますけど,これは日本の中では良いほうかなと思いました。食べて日本の菓子だというのは分かる味ではありますが。
愛媛の「エスプリ」を思い出すものでした。

アルノーラエール ケーク フリュイ 280円 (税込)

ケーク オランジュ 300円(税込)

この焼き菓子二つを食べた感じは日本では良いほうですね。ちゃんと美味しい印象。
やや甘く感じますし,味わいの明るさも足りないですけど,そこそこ香りはあります。

アルノーラエール  ケーク オランジュ 300円 (税込)

まず,生菓子の2つはパリのものと全く違いましたが,不味くて食べれないということはないです。そして,「パヴェ ド モンマルトル」は笑えてきます。無理して食べれないことはないと思いますが,無理しません。
とりあえず,味を再現しようという気は全くないんじゃないですかね。味の再限度は酷いレベルです。
「よくこのクオリティでアルノーラエールのお菓子として出せるなぁ」というくらいのものでした。

アルノーラエールを謳ったハリボテ。中身は日本のその辺の洋菓子屋さんという印象です。

アルノーラエール氏はこのクオリティをどう思っているのか分かりませんが,日本だし知ったこっちゃないのかもしれませんね。日本の店舗が潰れようが自分は何も痛くないのかもしれません。

「再現度」は置いといて「お菓子として美味しくない」というところが更に問題な気がします。
果たして,日本で長く続けていけるのでしょうか?もしこれでやっていけるなら日本の消費者は更に舐められそうです。もう少し食に対して意識を高めましょう。フランスのお菓子の味を知らなくても,美味しくないことは分かるはずです。

袋入りのケークだけは悪くはなかったです。でも,パリとは全然違うんですけどね(笑)

期待はしてなかったですが,想像していたよりも下でした。
もう少しマシだと思っていたんですけどね。

アルノー ラエール 記事一覧はこちら

アルノーラエール 広尾 ☆5
東京都渋谷区広尾 5-19-9  03-6455-7868
営業時間 11:00~20:00
定休日 不定休
駐車場 無
テイクアウトのみ
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