パティスリータンドレス (Pâtisserie Tendresse)の紹介です。
2019年5月,ヒマスター君に誘われて京都へ。Ruiさんも合流。
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パティスリータンドレス
京都ですからもちろん「タンドレス」ですね。関西でフランス菓子らしいものを食べようと思ったらここしかありません。
開店まで待つのがつらいですが,名古屋から来て欲しいものが買えないと意味ないですからね。ただ,ラインナップによっては昼過ぎに行くこともあります。
ショーケース
この日のラインナップは素晴らしいです。個人的にはですけど。
今までで一番魅力的なラインナップかもしれません。
価格は税込み740円~850円でした。ここの菓子は大きめですし,クオリティを考えると高く感じません。
母の日のお菓子だったのかな。
「ローズ・ドゥ・メ」3800円でした。
カットもあり,こちらは480円。こちらを購入してみました。
エクラ・ドゥ・ピスターシュ・エ・アブリコ 850円(税込)
これとても美味しいです。ここ数回はパッとしなかったので,久しぶりにタンドレスでとても美味しいレベルのお菓子を食べた気がしました。
アブリコがもっといやらしく香ってもいいくらいでしたが,このアブリコの酸と味わいにアロマティックなピスターシュのムースリーヌの相性がとても良いですし,上面のキャラメリゼも邪魔じゃなく存在する意味を感じます。
底の生地はやや甘めでしたが,アーモンドの食感や味わいが良かったです。
関西の他のお店には,この次元のお菓子はないですね。作れないでしょう。
オロール 780円(税込)
これは好きなお菓子です。
アマンドアメールの香りとアブリコ,リュバーブによる酸と明るさ。当たり前のように生地がしっかり美味しいのも良い。
複数個買って,翌日にも食べたのですが,翌日の方がアブリコの香りが良い感じになってました。当日の良さもありますが,翌日は馴染んだ良さがありました。失われるものもあるので,もちろん当日に食べるのが基本です。
ミュルティ・フリュイ 850円(税込)
これも好きなお菓子なのですが,上の2つの存在があったからなのか分かりませんが,ムースの部分の味わいや明るさがちょっと物足りなく感じました。クリームっぽさが前に出た印象でした。
シャトーガトー 780円(税込)
マンゴーのムースとキャラメルのババロワ,スパイスのきいたフルーツのジュレ。
マンゴーの味わいにキレのあるスパイスと香りが絶妙な相性。
ジュレの味がまた良いですね。「imairo.のジンジャーエール」を飲んだ時にこのジュレの味を思い出しました。
マルジョレーヌ 760円(税込)
想像していたよりオレンジはきいてないんですね。
ガサッと焼いたシュクセのような生地ですが,結構ガッチリとした感じです。この生地とクリームのコクとのバランスが良く,好きなお菓子ですね。
ローズ・ドゥ・メ 480円(税込)
ちょっと甘ったるく感じますね。
ローズは香りますが,思ったほどアーモンドの味わいや主張を感じなかったですし,食感も日本的ですね。もう少し力強さが欲しいです。
やはり焼き菓子となるとフランスとの差がありすぎて物足りません。なので,今回は購入しましたがタンドレスでも焼き菓子を買う気になれないのです。とりあえず,小麦粉は変えてもらいたいなぁ。
この日のラインナップは本当に良かったです。そして美味しく満足感がありました。
前回が一番満足度が低く,今回が一番満足度が高くギャップがすごい(笑)
基本「イルプルーシュルラセーヌ」のお菓子ですが,かなり引き出しが多く,東海地方のお店で出さないようなお菓子を作ってくれるのが良いですね。
京都はちょくちょく行くので,そのときはまた行きます。
Tendresse ☆9
京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3 075-706-5085
営業時間 11:30~19:00 イートイン13:00~18:00(L.O.17:30)
定休日 火曜日,水曜日,木曜日,金曜日
駐車場 有
イートイン 有
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