デ・ガトー・エ・デュ・パン(Des Gâteaux et du Pain)の紹介です。
デ・ガトー・エ・デュ・パン
パリのパストゥール(Pasteur)にある「デガトーエデュパン」。
2006年末にオープンした女性シェフのお店。
シェフの「クレール ダモン氏(Claire DAMON)」は「ピエールエルメ氏」に師事し,「ラデュレ」や「ピエールエルメ」,「プラザ アテネ」で修行された方です。
いつも14区のホテルに宿泊しているので,このお店には行きやすく,焼き菓子が美味しいので毎回購入しています。最近利用しているホテルからは歩いてもすぐ行けますしね。このお店の近くに「シリルリニャック」もオープンしてます。
ちなみに,7区に2号店があります。
Cake Citron
美味しいですねぇ。ここのケークシトロンはシトロンの香りと味わいがしっかりと主張している。立体感のある香りのふくらみと鋭角的に突き抜ける香り。酸味が強いということではない。
そして,食感も力強く噛みしめる美味しさ,粉の旨さがある。軽やかで伸びのあるバターの余韻などはもちろん。
シトロンのこういう香りは日本人にとっては戸惑う人が多いかもしれないけどね。日本人が知っているいわゆるレモンの味ではありませんから。
このケークに使っているシトロンの産地は知りませんが,例えばカルディなどでシチリア産のレモンジャムなら売っていると思うけど,あれを食べて皆さんどう思いますかね?
Pain D’épices au Miel
美味しいけど,スパイスのバランスなどがちょっと変わったような?
深くビターなところから,もっと明るく爽やかな香りと味わいが印象的だったけどなぁ。
Sablés Pamplemousse Rosa
個体差でパンプルムースのコンフィにやや偏りがあって,たまたま1つ目でコンフィが入ってないものに当たったけど,ローズ香る美味しいサブレでそれはそれで美味しい(笑)
でも,コンフィが入ってるやつの方がパンプルムースの香りも相まって美味しいね。
素材の組み合わせの相性が良いです。
Kipfer Citron
もっとシトロンの突き抜ける香りを求めたくはなるけど,前回より香りが増して美味しくなっているように感じた。
こういうのを食べちゃうと日本の菓子屋の焼き菓子が色々と弱弱しくてね,食感からガックリくるね。
冷蔵ショーケースにあるプチガトーは今までいくつか食べた印象からそれほど魅力的には感じませんが,焼き菓子が美味しいですね。特にケーク類。まあ,フランスは大概どこでもケークが旨いんだけどね(笑)
もちろん,このお店のプチガトーも一定以上の美味しさはありますけど,個人的に「食べたいな」と思うような品は少ないかな。
ここはパリ旅行の際は行くでしょうから,またプチガトーも色々食べてみます。
Des Gâteaux et du Pain(デガトーエデュパン) ☆8
63 Boulevard Pasteur, 75015 Paris, France +33 1 45 38 94 16
営業時間 9:00~20:00 日曜日は18:00まで
定休日 火曜日
テイクアウトのみ
ホームページ
facebook
instagram
twitter