アルノー・ラエール(Arnaud Larher)の紹介。
暇スター君が買ってきてくれた2017年1月のフランス土産の続きです。
アルノー・ラエール
「アルノーラエール(Arnaud Larher)氏」は「M.O.F.(Meilleur Ouvrier de France/フランス最優秀職人章)」を取得しています。また,「ルレデセール(Relais Desserts)」の会員でもある。
パリに3店舗あります。
宿泊するホテルの場所などから,個人的には6区のセーヌ店が利用しやすいということもあり,実はまだ本店へは行ったことがないです。ダムレモン店(Damrémont)は行きましたけど。
Galettes Bretonne
ジャリジャリとした歯ざわりや食感が良い。
粗めの塩が効果的にきいて,ミルク感あふれる味わいがとても良く,余韻が長い。
このお菓子は結構ブレがあるように思いますが,前回のような魚っぽさはなくて良かった。初めて食べたときのものが一番うまかったなとは思う。
ところで,日本で「ガレットブルトンヌ」として売っているものって「分厚い」んですけど,あれって「パレブルトン(Palets bretons)」の間違い?
Cake orange
相変わらず美味しい。オレンジ(オホンジュ/オランジュ)の力強い味わいと香り。安定の美味しさ。
フランスでは柑橘系の味わいや香りだけでも多くの日本人が知っているものとは 全然違うので,もしかしたら違和感と捉える人が多いかもしれない。それだけ「日本で売ってるものは味も香りもない」ということ。
アーモンドの主張する生地と相まってとても美味しい。
Pain d’épices
これも美味しいですね~。
このパンデピスは明るさが突き抜けるスパイス感とオレンジの香り。平坦でなく盛り上がってくるんですよね。
ややもっちりと感じる生地の旨味と香りが相まって,とても美味しい。
冷蔵ショーケースのプチガトーはそれほど惹かれる感じではないのですが,焼き菓子が美味しいのでパリに行った際はここでお土産を結構買っちゃいますね。
ケークはスリム型じゃなくて,もう少し大きく焼いたのを食べてみたいとは思いますが,すごく美味しいです。
ところで,アルノーラエールは東京広尾にオープンしたようですね。
どれくらい「味」が再現されているのでしょうね。まあ,期待はしてませんが機会があれば試してみますね。
もう,日本で作らずフランスで作ったものを冷凍して持ってきて欲しいです。マジで。
Arnaud Larher (アルノー・ラレー) セーヌ店 ☆8
93 Rue de Seine 75006 Paris, France +33 1 43 29 38 15
営業時間 火14:00~19:30 水木10:00~19:30 金土10:00~20:00 日10:00~19:00
定休日 月曜日
テイクアウトのみ
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遅ればせながら今年も「美味しい記事」を楽しみにしております。
Cake orange、画像で拝見するだけでもその豊潤さが伝わってくるようです。
生活範囲内にこうしたすばらしいお菓子を作ってくださるお店があれば、と心から思いました(笑)
うさぎさんへ
今年もよろしくお願いします。
こんな焼き菓子が買えるお店があったら本当に嬉しいですね。