オ・ボワット・ジョーヌ(Aux Boîtes Jaunes)の紹介です。
2017年1月のフランス土産の続き。
Aux Boîtes Jaunes (オ・ボワット・ジョーヌ)
パリ14区にある「ブーランジュリー・パティスリー・オ・ボワット・ジョーヌ(boulangerie pâtisserie Aux Boîtes Jaunes)」。
Pernety(ペルネティ駅)のそばで,近くには「ラカンティーヌデュトロケ(La Cantine du Troquet)」がある。
Basque
生地はすごくシンプルな感じで,アーモンドも入ってなさそうなものなんですけど,素朴に美味しい生地。日本との材料の質の差をものすごく感じてしまう。バター,そして粉の差。
そして,中のアーモンド押しのクリーム がとても良い。粗さのあるプードルダマンドがたっぷりで,アーモンドの味わいや歯ざわりをしっかり感じる。そして,ほのかに香るアマンドアメール。これは1つの基準になりますね。
ただ,2017年5月のフランス旅行の時に食べたものはやや印象が違ったので,ブレ はありそうかな。ちゃんと美味しかったですけどね。とても大きくて2.5€と安い。
Sablé Niçois
「サブレニソワ」というお菓子。
食べた感じ,「ガトーバスク」に近いものを感じましたね。材料的には同じようなものだとは思いますしね。
アマンドアメールは香らず,ヴァニーユがきいているからなのか,少しマロンペーストを思い出すような味わいを感じます。
中はしっとりめで,側面と底がさっくりしていたのでタルトだと思って食べてたけど,こういうのもサブレって言うんだなぁ。
焼き方でタルトっぽく感じる外側と内側の対比。
シンプルに美味しかった。こういう何気ないものが旨いんだよね。
情報がほとんど出てこない謎のお店ですが,今回紹介したお菓子はとても美味しかったです。
細かく計算されて作られているって感じはしないんですけど,美味しいんです。あたたかみがありながら迫力もある。
去年,僕もこのお店へ行ってみましたが,最近のきれいな感じのお菓子が並ぶお店ではなく,フランスによくある「町のパン屋さん」的なお店でしたので旅行者はあまり行かないかもしれないですね。なので情報がないのかなと。
こういうお店はフランスにいくらでもありそうな気はしますし,パリで絶対に行くべきお店ではないかもしれませんが,近くに行くことがあれば何か食べてみると良いと思いますよ。
Aux Boîtes Jaunes (オボワットジョーヌ) ☆7
85 Rue Raymond Losserand, 75014 Paris, France +33 1 45 43 28 09
営業時間 7:00~20:15
定休日 月曜日
テイクアウトのみ