アンプチパケ 横浜青葉区 プチガトーと焼き菓子

投稿者: | 2020年3月15日

アンプチパケ (Un Petit Paquet)の紹介です。

セバスチャン・ユベール (SEBASTIEN HUBER)の後は名古屋に帰る方向へ。
車だったので,横浜青葉区にある有名店に寄ることに。何気に行ったことがなかったお店。

【目次】

  1. アン・プチ・パケ

アンプチパケ

初訪問の「アン・プチ・パケ」。
実は,2号店の「たまプラーザ店(閉店してます)」の前まで行ったことがあり,「こんなところに出店するようなお店なんだ」と思って入るのをやめてしまい,それっきりでした。

シェフの及川太平氏は「オーボンヴュータン」の後,ミュルーズの「ジャック (Jacques)」,ルクセンブルクの「オーバーワイス (Oberweis)」で修行,帰国後に「ピエールドオル」でシェフを務め,1998年にアン・プチ・パケをオープン。
また, 2012年に「ルレ・デセール(Relais Desserts)」の会員になってますね。

アンプチパケ 店

ラルク・アン・シェル 486円(税込)

閉店間際だったこともありショーケースにあまり並んでなかったのですが,食べようと思っていたお菓子があって良かったです。
緑の部分はパートダマンドピスターシュ。アマンドアメールがわりとしっかりきいています。生地にも香ります。
上のアブリコのコンフィは香りや味は悪くないんですけど,かなり甘くて量も多いのでキツイ。こんなに甘さは必要ないですね。
フランボワーズのクレームオブールは無くても成立するというか,意味をなしてない味ですね。

アンプチパケ ラルク・アン・シェル 486円

トワ・スー 475円(税込)

アーモンドペーストのババロワ,ショコラブラン,オレンジのコンフィ。
これもコンフィが激甘で量も多い。他の部分も甘くて,すごく甘い品ですね。
底のアーモンド生地は歯触りがあるところは良いですが,甘ったるい。
オレンジのコンフィはそれなりに香りがあり悪くないので,甘すぎてもったいなく感じました。

アンプチパケ トワ・スー 475円

ケック・バニーユ 248円(税込)

そこそこ香りが良く,ヴァニーユとアーモンドが上手く融合しています。
ただ,食感が日本の洋菓子的できめ細かく弱弱しいのが残念。

アン・プチ・パケ ケック・バニーユ 248円

パレ・ダマンド 227円(税込)

これは焼きの強さによる不快な香りが確実にマイナスに働いてますね。
ラム酒は香りますが,肝心なアーモンドの美味しさが伝わってきませんでした。
あとやっぱり食感に力強さが欲しいですね。

アン・プチ・パケ パレ・ダマンド 227円

このお店のお菓子はすごく甘かったです。
そんな中,良い部分もあったりしたので,その強すぎる甘さのせいでバランスが悪くもったいないと感じました。フランスってこんなに甘くないんですよ。この甘さのものを普段食べてる人がフランスの菓子は甘いって言ってたら本当に信じられない。和菓子なんかほとんどが甘ったるいし・・。

あと,気になったのは一部の品に「ショートニング」を使っていること。これはダメ。

想像していたよりは良かったですし,フランスで食べ歩く前ならわりと好きだったお店かもしれませんね。もしこの辺りに行くことがあれば,もう一度試してみようかなという感じではあります。積極的に行こうとは思いませんが。

Un Petit Paquet ☆6
神奈川県横浜市青葉区みすずが丘19-1  045-973-9704
営業時間 10:00~19:00(L.O.18:00)
定休日 水曜日
駐車場 有
イートイン 有
ホームページ



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