糖箱屋 の紹介です。
2019年3月,久しぶりに「糖箱屋」のロールケーキを食べました。
焼き菓子工房 糖箱屋
10年以上前に記事にしてますが,「ル・コルドンブルー横浜校」(今は無いです)で学び,「アンテノール」を経てオープンした女性店主のお店。
「アンテノール」というとイメージが悪いですが,「糖箱屋」のお菓子の材料は洋菓子としてきちんとしたものを使っている印象はあり,以前食べた時もちゃんと美味しかったです。
ロールケーキ (プレーン) 1400円(税込)
生地の表面の焼き目が強いですが,それほど不快さはなかったです。ほんのり紙っぽい味を感じましたけど,卵の臭みや魚っぽさはありませんでした。
見た目はカステラっぽいですが,いわゆるカステラの食感とは違い,見た目から想像するより軽やかです。生クリームも嫌な重さがなく軽く,生地との一体感がありました。これは下手にフルーツなど入れない方が良さそうな気がしますね。フルーツが入ったものなどありましたが,このシンプルなロールケーキが一番だと思います。入れるならフルーツに上手く手を加えないとね。
生地はそこそこ甘く,生クリームは甘さが抑えてあるバランスでした。
生クリームはオーム乳業かも?そんなに自信はないですが(笑)
僕は「洋菓子」を否定しているわけではなく,フランスのお菓子のような豊かさはないにしても,洋菓子は洋菓子らしくきちんと作ってあればちゃんと美味しく食べれます。もちろん,材料は一定以上のレベルにないとダメですが。
問題なのは「フランス菓子」と謳いながら,重要なアーモンドが低質なアメリカ産だったり,味や香りの構築が洋菓子だったりすることですね。その他,色々ありますが,見た目とかファッション的にフランス菓子っぽいことを中途半端にやるお店ばかりですから味もバランスもむちゃくちゃで不味いものばかりです。これは,日本のほとんどのお店に当てはまることですが,作り手も味を分かってないということもあるでしょう。「間違ったフランス菓子」にあふれています。
また,「フランス菓子」も「洋菓子」も,植物性ホイップやマーガリンやショートニングなどの加工油脂を使うのは問題外。しかし,日本は残念ながらそんなお店が多いですね。
「糖箱屋」のロールケーキは不快さがなく,きちんと美味しいロールケーキだと思います。
糖箱屋 ☆6
愛知県日進市赤池1-1209 幸希ビル1F 052-803-1085
営業時間 12:00~18:00
定休日 火曜日,水曜日,木曜日 ※要確認
駐車場 有
テイクアウトのみ
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