【ジルエットカフェ】本山のパティスリーの実力は？

ジルエットカフェ(Girouette Café)の紹介です。

2018年5月南フランス旅行記事の途中ですが,たまには名古屋の記事を。

【目次】 ジルエット･カフェ ショーケース 常温のタルト パン 焼き菓子 ドリンクメニュー イートインスペース プランス･アナナス タルト･グリオット･ア･ラ･ピスターシュ 自家製ジンジャーエール 店舗情報

ジルエットカフェ 名古屋市千種区本山

2019年8月5日,千種区本山にオープンした「ジルエット･カフェ(Girouette Café)」。
共同経営者であるパティシエは「パリセヴェイユ」にいた方みたいですね。
パンは「バゲットラビット」のシェフに指導してもらったらしいのですが,あそこは普通にショートニングとか使ってたと思うけど大丈夫なのかしら？

ショーケース

税別表示。税込で600円～690円くらい。
よくある「日本のパティスリー」という感じかな。ロールケーキもあります。

常温のタルト

こちらを食べると材料や実力が分かりやすいですし,1つ食べてみました。

パン

材料がきちんとしていれば良いですけど,どうなんでしょうね。

焼き菓子

パウンドのカット。

ドリンクメニュー

ドリンクの価格は高め。
サマースノー972円(税込)は「マリアージュ フレール」のもの。その他はどんな紅茶なんでしょうね。ダージリンを飲んだ感じでは,最近よく飲んでるものと比べると香りがなく美味しいとは思いませんでした。

イートインスペース

椅子はピンク色。
テーブルは4つありました。2階にも客席を作る予定みたいですね。

テーブルから店内の様子。

プランス･アナナス　626円(税込)

パイナップルのムースリーヌとヨーグルトのムースとのこと。
ムースリーヌはアナナスの香りや味わいはかなり淡く,どちらかというと淡いキャラメルのような味。口溶けもイマイチ,味わいも平坦で重く美味しくないです。
香りなく味なく,それでいて重ったるいものでした。
底はダックワーズ生地のような感じだったと思いますが,ここも良い味わいがありません。

タルト･グリオット･ア･ラ･ピスターシュ　432円(税込)

もう少しちゃんと美味しくできていると思っていましたが,残念です。
量産菓子系のチープでいやらしい香り。バニラエッセンスの質なんですかね。
ピスターシュは全く主張なし。ピスターシュ由来のアロマやアマンド･アメールなどもきいてません。香りなく,ひたすら重く美味しくないですね。
ちょっとこれは食べれませんね。とにかく安っぽいフレーバーがきつい。

自家製ジンジャーエール　810円(税込)

ダージリンも頼みましたが,ジンジャーエールが自家製だったので飲んでみました。
とっても甘ったるく,駄菓子屋で売ってる色の付いたドリンクみたいな後味ですね。何十年も前に記憶している味ですけど。
甘いものを甘いもので割ったような印象ですけど,何で割ってるんでしょうかね。

”良い物(美味しい物)にお金や時間をかける”感覚を持つ方々に品質の高い物を提供すればきっと支持が得られる。

とのことですが,確かにそれはそうだとは思います。
しかし,今回食べた感じですと質の高い素材を使っているように感じませんでしたし,実際に美味しくなかったです。

僕は毎年フランスに行くようになって,かなり求めるレベルが高くなっているとは思っていますが,それでもねぇ・・という感じでした。フランスを知る前でも同じような感想になっていたと思いますね。
特に,タルトの味が厳しかったです。これでOKとして出せてしまうのが悲しいですね。

“思い”の通りに品質の高い物を実際に提供し,実現してもらいたいですね。
そういうお店は1つでも増えて欲しいですから。

Girouette Café　☆4
愛知県名古屋市千種区本山町2-2　　052-761-8005
営業時間　10:00～20:00
定休日　不定休
駐車場　有
イートイン　有
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