東京都港区東麻布にある鰻料理の老舗,野田岩(麻布飯倉本店)の紹介です。
「2019年9月の東京旅行」2日目,ホテルをチェックアウトしてから近くにある「野田岩」で昼食をとることに。
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歩いて向かう途中に東京タワーを撮影。
五代目 野田岩 麻布飯倉本店
日本に4店舗,パリにも1店舗と店舗展開してますが,わりと印象の良いお店。こちらの本店に一度,パリ店に一度訪問しており,そして今回の訪問です。
【記事】「野田岩」パリ店(Nodaiwa Paris) パリ1区 2017年5月
店内
鰻重 桔梗 3500円(税込)+10%サービス料
鰻重のメニューは桔梗3500円,萩4100円,山吹5000円,桂6200円。別途サービス料も10%取られてたんですね。
普通に注文すると養殖ウナギで,天然ウナギが希望ならこちらから言わなければいけないみたいですね。この日は無いものだと思っていましたが,後から聞いてみたら天然ウナギの場合はこの日はプラス1000円~2000円くらいで用意できたみたいです。先に教えてくれ~。
桔梗と萩を注文しましたが,写真は安い方の桔梗。
ちなみにパリ店は天然も養殖も値段設定は同じで,その日にどちらが用意されているかは分かりませんが,僕が行ったときはフランス産の天然ウナギが出てきました。もちろん聞けば教えてくれます。
蒸す工程がありますし,名古屋で食べる鰻とは全然違いますが僕はわりと好きですね。というのも,名古屋はとにかく甘く強い味のものがほとんどですし,脂が気になるものも多いんですよね。
野田岩の鰻は蒸し時間がちょっと長かったりするかもしれませんが,ねっとりとした脂っぽさや臭みがなく,きりっとした甘くないタレが良い。
関東の鰻はここくらいしか知らないので,もっと色々知るために食べてみたいとは思いますけど,最近は鰻が高いし仕入れ値が下がっても値下げはないし,価格に対しての満足度が低くなり食べたい欲がなくなってきましたね。
肝吸い,香の物
舌がやられない真っ当な漬物と吸い物。漬物すらまともなものが出てくることが少ないこの日本で,当たり前にちゃんとしたものを出してくれる。
単純に焼きの香ばしさを求めるなら名古屋の方ですし,余計な脂がなく甘さもなく米と一体となるような食感ということもあり,食べ応えみたいなものを求める人は野田岩の鰻は合わないと思います。
きれいな味わいで食べ疲れない食後感のいい鰻重です。最近は鰻屋に行きたいという気持ちがあまりありませんが,ここは鰻屋としては好きな方向性の味ですし,評価はそのままで。
野田岩 麻布飯倉本店 ☆7
東京都港区東麻布1-5-4 03-3583-7852
営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00
定休日 日曜日,夏季休暇,年末年始,7.8月の土用の丑の日,臨時休業あり
駐車場 有(東京タワーパーキングセンターを無料で利用できる)
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