東京都日本橋兜町にある「Pâtisserie ease(イーズ)」の紹介です。
2020年9月に暇ster君が買ってきてくれた焼き菓子の感想を。頂いたものですけど正直に書きます。
「フィナンシェ・ミエル」と「キャトルキャール・ブルトン」の2品です。
【目次】 |
Pâtisserie ease(イーズ) 東京都中央区日本橋兜町
2020年7月2日に日本橋兜町にオープンした「パティスリーイーズ」。
「eat creator」という会社が母体で,このパティスリーのシェフを務めている大山恵介シェフは「イデミスギノ」や「アカシエ」出身とのこと。フランスでの経験もあるようです。
そういえばイデミスギノは閉店しましたね。閉店するかもという業界内での噂を聞いてから思ったよりも長く,それから10年以上続いたのですね。
個人的には軽さ以外はあまり印象に残らないお菓子でしたが,あの行列は日本で受けが良い柔らかく軽い印象が強いお菓子だったことから多くの人に響いたのだと思います。
フィナンシェ・ミエル
期待をしていたわけではないのですが,ほんと美味しくなくてため息が出ます。どうしてこうなってしまうんだろう?シェフはフランスでの経験もあるとのことですし,色々食べたり見てきたりしているわけですよね?
味も食感も和菓子という感じで,フィナンシェというお菓子をどう解釈したらこうなるんでしょうかね。アーモンドの味わい美味しさを感じませんし,挽きが細かすぎて味も食感も白餡を食べているみたいです。タルトを食べてもこうなんでしょうね。
更には,この味わいのないところに塩が立って感じられてめちゃくちゃ野暮ったい。あと,商品名に「ミエル」とありますが,蜂蜜の香りなど主張しません。
キャトルキャール・ブルトン
黒いのでショコラかと思ったら違いました。
味はというと,何の美味しさもありません。こういうシンプルなお菓子ってフランスに寄せたきちんとした材料を使って混ぜて焼くだけで,素人でもそれなりに美味しく作れるはずなんですけどね。
酒の質のせいなのか分かりませんが,漬物とか醤油を思わせる香りがありますし,そもそも生地の味わいや美味しさがありません。そして,味わいのないところに塩が無駄に主張します。
まとめ
フランスらしい味わいは期待できないなとは思っていましたが,洋菓子としても全然美味しくないですし,寧ろ和菓子の印象でした。
「パティスリーイーズ」のコンセプトは知りませんが,パティスリーと書いてあるわりにはフランスの味に寄せる気が全く感じられないお菓子で和菓子の印象でした。そもそも,お菓子として全く美味しくないことが一番の問題です。
フランス菓子を名乗りながら洋菓子味なのは日本のほとんどのお店がそうなのですが,和菓子味もその中に結構存在してます。日本人の精神で知らず知らずそういう味を求め作ってしまうんでしょうかね。
とりあえず,パティシエさんたちはフランスでどういう意識で何を食べ何を見てきているのだろうかといつも疑問に思います。まさか日本の方が美味しいなんて思ってないですよね?
この2つだけなので今回は評価せずとしておきますが,食べたものを付けるとするなら☆3くらいですね。
日本のパティシエさん,ほんといい加減にして!って思います。
店舗情報
Pâtisserie ease ☆評価せず
東京都中央区日本橋兜町9-1 03-6231-1681
営業時間 11:00~18:00(カフェL.O.17:00)
定休日 水曜日
駐車場 無
イートイン 有
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