アラン・ロランシー (Alain Rolancy)の紹介です。
「ダニエル エ ドゥニーズ (Daniel & Denise)」のランチでお腹いっぱいになりましたが,次はパティスリーへ。
1日でこんなに色々お店へ行くのはおすすめはしません。
自分は生菓子以外のものは味見してからラップとジップロックに入れるなどし,持ち帰って食べたりしてます。
アラン・ロランシー
こちらもクロワルース(Croix-Rousse)にあるお店です。
「アランロランシー氏」は1994年に「M.O.F.」を取得されています。
そういえば,クッサンドゥリヨン(Coussin de Lyon)というお菓子をお土産に買って帰りたかったんですけど,このお店にはあったのかな?意外と見かけないですが,自分が気づいてないだけなのかも(笑)
ほとんどのプチガトーが4.5€だったと思います。
この時,Les Nuancesというお菓子が7種類並んでましたが,N°1~N°10の10種類あるんですかね。
Les Nuances N°8 4.5€
ポワールとローズの組み合わせのタルトですが,タルトは湿気てますし,クリームもフランスとしては重く感じました。
ローズは香りますが,ポワールは香りがないですね。不味くはないですけどねぇ。
Tarte Praline 4€
表面はザラッとし,中はトロッとしてる。ここのはものすごく赤いですね。
全体的にミルキーな味わいで,ここのは甘さが強めですね。あと,ノワゼットが主張する味わいなんですが,アーモンドは入ってなくてノワゼットのみのタイプかな?個人的にはアーモンドの方が好きですね。
Brioche aux Pralines 1€
プラリーヌがごろごろとしっかり入っていました。
ノワゼットの皮の味がちょっと主張しすぎてやや邪魔に感じましたが,美味しいですし安いです。ブリオッシュの美味しさもありますしね。
Cake aux Fruits Confits 7.2€
プチガトーの印象からそれほど期待してませんでしたが,すごく旨かった。
何だろう?この突き抜ける清涼感と明るさのある味わいは。
粉の力を感じる食感と味わい深い生地と,フルーツの香りと心地よい清涼感がたまりません。
小さめなのでこの値段ですが,安いと感じます。
ポワールとローズのタルトが湿気てたし元気のない味だったのですが,「ケークオフリュイ」がとても好きな味でした。
プチガトーを食べてそれほど好印象じゃなくても,焼き菓子が抜群に美味しいということがあるのがフランス。評価を付けるのがとても難しい。評価と言っても 自分の「お気に入り度」なんですけどね。
フランスは水準が高く,だいたい一定以上のレベルにありますが,その中でも何を食べたかによって大きく印象が変わります。
高い評価は付けませんが,ケークオフリュイはとても美味しかったです。
僕のブログを参考にしている読者さんは,おそらく評価の高い方から行きたくなると思いますが,フランスのお店だと評価をそんなに高く付けてなくても,ピンポイントでむちゃくちゃ美味しいって品があったりするので,評価だけを参考にしているともったいないかもしれません。
おすすめの品もまとめたいとは思っているんですけどね。
Alain Rolancy (アランロランシー) ☆6
16 Grande Rue de la Croix-Rousse, 69004 Lyon, France +33 4 78 28 70 53
営業時間 8:00~19:30(土20:00まで,日13:00まで)
定休日 月曜日
テイクアウトのみ
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