トゥルティエ (Tourtiller)の紹介です。
ポールボキューズ中央市場(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)の次は,フランクラン ルーズヴェルト大通り(Cours Franklin Roosevelt)にあるパティスリー・ショコラトリー・トゥルティエ(Pâtisserie chocolaterie Tourtiller)へ。
トゥルティエ
ホームページによると1963年からあるお店で,2006年にLecouple夫妻がGuy Tourtiller氏から引継ぎ,2014年に改装されたようです。
想像していた雰囲気と違いましたが,改装してたんですね。
途中にあった「ベルナション(Bernachon)」を差し置いてこちらに来ましたが,お店の外から覗くと当たりの予感。
アントルメのタルト。
クラシカルで魅力的。そして,期待できそうなオーラ。
2.8€~3.6€と安いです。劣化したりなど,くたびれた感じもないです。
ヴィエノワズリー(Viennoiserie)。
その他,色々なお菓子がありましたが写真を撮ってなかったです。
マレシャル リョーテ広場(Place du Maréchal-Lyautey)
すぐ近くにあるマレシャル リョーテ広場で食べることに。
この噴水の近くで。
Tartelette Pralines 3.2€
これ,めちゃくちゃ美味しいじゃないか!
ヴァニーユの香りとマルコナのような豊かなアーモンドの香りと味わい。
アパレイユは乳製品のコクと伸びのある味わいで,想像していたより柔らかめでした。パートシュクレも当然のように美味しい。
アーモンドの美味しさをすごく感じますし,ヴァニーユとの相乗効果をとても感じます。
これはすごく美味しかったですし,日本にも持ち帰れそうだと思ったので,夕方に再び訪問してまた購入しました。
そして,自宅で食べてもやはりすごく美味しかったです。
赤いのは着色料で味に関係ないですし,特別期待してませんでしたが,こんなに美味しいとは思わなかったです。
アーモンド,バターやクリーム,粉などのクオリティが高いからこそですけどね。 プラリーヌローズ(Pralines Roses)も自家製っぽいです。
Saint Pothin 3.1€
軽くて味わい豊かでめちゃ旨い。
アーモンド入りのムラングにヌガチーヌのクレームオブール。ムラングは当然としても,クリームがむちゃくちゃ軽い。そして,例によって乳製品の美味しさ,アーモンドの味わいがとても良く,とても軽いのに味わいはとても豊かなのです。
アントルメで購入してみたいなぁ。
甘そう,と思うかもしれませんが,ムラングも日本みたいに甘くないんですよ。
Galette Flamande 2.9€
中にオレンジを煮詰めたもの。上はダックワーズみたいな生地です。マカロン生地と言ってた気もします。
これは上の2つに比べると驚きはないですけど,しっかり美味しいです。
それぞれのパーツが美味しいですからね。
Friand 1€
フィナンシェ(Financier)じゃなくてフリアン(Friand)。
明確な違いは知りませんが,とりあえず形がいわゆる金塊ではありませんね。
思ったより細かめのアーモンドパウダー。
個人的にはもう少し粗めの歯ざわりが感じられるほうが好きですが,味わい深く,油っぽくなく美味しいです。
Cake aux fruits 14.25€
美味しいね,余裕を感じる美味しさ。
明るいフルーツの香り味わいも良いです。
日本でこういう味わいを再現してくれるお店は現れないのでしょうか。
Tartelette Pralinesは他のお店でもいくつか食べましたが,ここのが一番美味しかったです。
しかも,リヨンはパリより全体的に安いというのもありますけど,プチガトーは3€前後のものが多かったですし,高いものでも3.6€と安いのも嬉しいですね。
ここはとても良かったです。こういうお店はいつまでも残ってほしいです。
リヨンに来たら是非訪れてもらいたいお店ですね。
Tourtiller ☆9
4 Cours Franklin Roosevelt, 69006 Lyon, France +33 4 78 52 20 69
営業時間 8:00~19:30 日曜 8:00~17:30
定休日 無
テイクアウトのみ
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