古民家カフェ,喫茶室山脈(岐阜県各務原市)の紹介です。
2019年10月に各務原市にある古民家カフェで自家焙煎の珈琲とモンブランを2種食べてみました。
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喫茶室山脈 珈琲とモンブランのお店 岐阜県各務原市
2019年4月3日にオープンした「喫茶室 山脈」。同じ各務原市にある「豆屋珈琲店」の2号店だそう。
「犬山城家老の別邸を移築した歴史ある建物」だそうで,非日常を感じるようなこの空間で自家焙煎のコーヒーとモンブランを楽しめるというお店。
門を潜って喫茶室の入口への通路。
ショーケース
モンブランが3種類並んでました。「菓子工房さっちん」が監修とのこと。
まあ,僕が求めるものではなく洋菓子だと分かっていましたが,コーヒーが美味しく飲めて,ちゃんと美味しく食べれる洋菓子味のものならいいかなという感じで。
店内
和モダンな空間で雰囲気は良いです。
混みそうな時間に行きましたが,この時はそれほどお客さんはいませんでしたしケーキもたくさん残ってましたが,人気店になりそうな雰囲気があったので現在はお客さんが多いかもしれません。再訪してないのでどうなっているか分かりません。
山脈モンブラン 660円(税込)
季節感はありませんがコーヒーと共に「モンブラン」が看板商品なので,定番としていつもあるようです。
さて味の方ですが,肝心な栗の味が弱弱しいのもあるのですが,底にある生地の抹茶が主張しまくりです。
もともと弱い栗の味にわざわざ抹茶を足して更に味をかき消すという意味の分からない構成とバランス。もちろん,これだと組み合わせによる相乗効果などありませんし,抹茶のお菓子と言った方が成立するくらいの味の印象でした。
栗と珈琲のモンブラン 660円(税込)
フランス産の栗らしいですが,こちらも栗の味が全然しないです。ラム酒はきいてます。タルトの方に自家焙煎のコーヒー豆を使ってエスプレッソ抽出したものを組み合わせていますが,栗の味がこれだけないとなるとラム酒とコーヒーの印象しかありません。
土台のタルトがきちんと美味しければもう少し味がまとまるかもしれませんが,味がないのでダメですね。
本日の珈琲(ブルンジ ブジラグヒンドゥワ) 715円(税込)
中煎りくらいの印象。ややペラいですが普通に美味しい感じではありました。
山脈珈琲 3合目(浅煎り) 605円(税込)
もう1つは浅煎りのブレンドを選択。少しナチュラルのような香りと味わいがあります。浅煎りといっても僕が好む焙煎よりは深く感じますが,不快な苦みはなく香りもあり,ブルンジよりこちらの方が好きです。
コーヒーは僕が好むものとはちょっと違うものの,ちゃんと美味しかった印象です。お店の雰囲気が良いですし,この空間でこれくらいのコーヒーが飲めるならまた利用するかもしれません。
ただ,モンブランが結構残念でしたね。どちらも良い味わいがなく重苦しかったです。栗の味がしないというのは大きな問題ではありますが,日本人がやりがちな下手にこねくり回して余計に不味くするようなことになってますし,まずはちゃんと栗の味がするシンプルなモンブランを用意した方がいいのではないでしょうか。
評価が難しくて,コーヒー屋として見た場合はコーヒーが美味しくて空間が良ければいいので☆6ですが,モンブランも看板商品なので菓子屋として見ると☆3~☆4くらいなんですよね。とりあえず評価せずとしておきますが,分けて評価するとこんな感じです。
喫茶室 山脈 ☆評価せず
岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町2-205 058-322-7600
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日,不定休
駐車場 有
イートイン 有
自家焙煎コーヒー
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